| タイトル | 新穴あき病に対して耐病性の高いニシキゴイ新系統の作出 |
|---|---|
| 担当機関 | 新潟県内水面水産試験場 |
| 研究期間 | 2000~2007 |
| 研究担当者 |
樋口正仁 |
| 発行年度 | 2008 |
| 背景・ねらい | ニシキゴイ業界では、新穴あき病がまん延し、販売や流通で多大の被害を与えている。そのため、ニシキゴイの生産者、流通業者、消費者(愛好者)は、新穴あき病に強いニシキゴイ品種作出への強い要望がある。そこで、ニシキゴイと中国産のコイ品種、荷包紅鯉の交雑魚を作出し、その特性を明らかにした。 |
| 成果の内容・特徴 | 1 中国産コイ品種、荷包紅鯉の雌(写真1)とニシキゴイ紅白の雄の交雑第1代(F1)、および紅白の雌とF1の雄から作出された戻し交雑第1代(BC1)の個体は、新穴あき病の原因菌である非定型Aeromonas salmonicidaの感染試験において極めて高い生残性を示し(図1)、新穴あき病に対する耐病性を有していることが明らかになった。 2 荷包紅鯉から交雑2世代目にあたるBC1も、新穴あき病に対する耐病性を有していたことから、この特徴は遺伝形質であると考えられた。 3 荷包紅鯉は、ニシキゴイに比べて体高・体長比および肥満度が大きい特徴を持つ。F1の0才魚でも、体高・体長比および肥満度は、ニシキゴイに比べて大きく(図2,図3)、ニシキゴイとは異なる形態的特徴を示したが、ニシキゴイへの戻し交配を行ったBC1の0才魚には、ニシキゴイに近い体形を示す個体が存在した。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1 新穴あき病の耐病形質の遺伝様式は現在のところ不明であるので、感染試験による耐病性の評価を行いながら、ニシキゴイとの交配を繰り返し、耐病形質とニシキゴイの形態的特徴を持った品種を作出する必要がある。 2 光りものなど、他のニシキゴイ品種においても耐病性の高い個体の作出が可能である |
| 図表1 | 230169-1.pdf |
| カテゴリ | 品種 |
| 乾のり塩分に関与する要因 |
| 茶品種「さえみどり」の玉露適応性 |
| 覆い下茶の租揉行程に適した乾燥速度式の確立と機械制御プログラムの開発 |