パック製剤(シクロプロトリン、シクロプロトリン・NAC)によるイネミズゾウムシの省力防除

タイトル パック製剤(シクロプロトリン、シクロプロトリン・NAC)によるイネミズゾウムシの省力防除
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1990~1992
研究担当者
発行年度 1992
要約 イネズミゾウムシに対する省力防除として、既登録の水面施用剤(シクロサールU粒剤2)を投込剤として小パック化した剤は、畦畔から均等に投げ込むことによって対照薬剤と同等の防除効果を示し、省力的な散布法として実用性が認められた。
背景・ねらい 田面水上に拡散する性質をもつ水面施用剤を小パック化した製剤を用い、圃場の
大小を問わずイネミズゾウムシに対して防除効果にムラのない省力的な防除法を
確立する。
成果の内容・特徴 イネミズゾウムシに対する省力防除効剤として、既登録の水面施用剤(シクロプロトリン剤、
シクロフロトリン・NAC剤)を投げ込み剤として小パック化(150g)した製剤の防除効果を
検討した。既登録剤の散布量と同量(10a当たり10パック)のパック剤は対照薬剤と同等の
防除効果を示し、省力的な散布方法として実用性が認められた
(表1、
表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 薬剤の拡散のため、湛水状態(湛水深5cm)で散布し、散布後少なくとも
    3~4日間はそのまま湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないように
    注意し、落水、かけ流しはしない。
  2. 投げ込み位置より風上では効果がないので、風が強い時は投げ込み位置に留意し、
    風上では投げ込み間隔を狭め、投入個数を風下より多くする等の配慮が必要になる。
    強風の時には使用しない。
  3. 大区画の水田ではでは畦畔から2~3mのところに均等間隔に、小面積および
    不定形の水田では、全体に均等に投げ込む。
  4. 藻の発生が多いところでは薬剤の拡散が妨げられるので効果が減退する。
  5. 薬剤の土中への埋没は薬害の恐れがあるので、柔らかい土質のところでは水深を
    深くした後、施用する。。
  6. 養魚田あるいは下流に養魚池がある場合は使用しない。
図表1 230244-1.gif
図表2 230244-2.gif
カテゴリ 病害虫 水田 防除 薬剤

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