タイトル | 導入フン虫ガゼラエンマコガネの牛糞利用による大量飼育法 |
---|---|
担当機関 | 東北農業試験場 |
研究期間 | 1992~2000 |
研究担当者 |
山下伸夫 早川博文 |
発行年度 | 1992 |
要約 | ガゼラエンマコガネの牛糞利用による大量飼育法として、飼育環境(温度、日長、相対湿度)、培地の種類や含水率及びその深さ、飼育容器、餌量、接種成虫密度等の条件が明らかにされた。 |
背景・ねらい | 近年、家畜飼養の規模拡大や団地化が進むに従い、大量に排泄される家畜糞尿の処理が 大きな問題となっている。家畜糞尿には家畜が摂取した飼料エネルギーの40%強が含まれて おり貴重な資源であるが、肥料等に利用される量は現状では限られている。 食糞性コガネムシ(フン虫)は家畜糞を餌として繁殖し、その虫体は良質な蛋白質を多く 含むので、家畜飼料として利用可能であると考えられる。家畜糞でフン虫を大量に繁殖 させ、糞を高価値物質に変換する技術は畜産の付加価値創出、低コスト化を図る上で極めて 有効と考えられる。このため、繁殖能力の知られているフン虫の内でも特にその能力の 高い導入フン虫ガゼラエンマコガネの牛糞利用による大量飼育法を開発した。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 土づくり 肥料 規模拡大 低コスト 繁殖性改善 |