集落活動計画策定手法

タイトル 集落活動計画策定手法
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1993~1993
研究担当者
発行年度 1993
要約 集落活動計画を作成する方法として、住民の意向を基に活動計画書の素案を作成する。次に住民によるイメージ得点法を用いた可能性の評価と階層構造分析を用いた重要度評価を行い集落における活動計画を完成させる手順について現地で実証した。
背景・ねらい 集落活動における計画書作成は一般に総花的になり易く、実現の可能性よりも見かけの
良さが優先しがちである。また、集落においては住民の意向を反映させることが比較的
困難な状況にある。そこで、住民の意向を簡便に多く抽出し集約して計画書に反映
させる方法を検討する。
住民による評価や検討を行うことで参加意識を高め、住民自身の計画書と認識して
活動できる方法を検討し、その手順を確立する。
成果の内容・特徴
    集落住民の意向を反映した活動計画作成手順を次のとおり整理する。
  1. アイディアの抽出と整理
    住民意向の把握は会議に加えてKJ法を応用する。
    出されたアイディアをグルーピングにより整理し、階層図に整理する。
  2. 実現の可能性評価(イメージ得点法)
    実現の可能性についての評価基準
    十分可能性がある+2
    ある程度可能性がある+1
    わからない0
    あまり可能性がない-1
    全く可能性がない-2
    の基準でイメージ得点法を採用し実現の可能性について住民による評価を行う。
    得点の低いもの(実現の可能性が低いもの)を一定の基準を設けて削除し、階層図の
    修正を行う。
  3. 重要度評価
    修正後の素案に対して階層構造分析手法を用いて重要度評価を行う。
  4. 計画案の提示検討
    完成した計画案を会議に提案し、検討後成案とする。
    計画策定手法の特徴
    会議における発言の少なさをKJ法で補い、多くのアイディアを抽出することが可能
    である。出されたアイディアの実現の可能性について住民自身で評価する事ができる。
    階層構造分析を応用して重要度を評価することができる。
    イメージ得点法による可能性評価並びに階層構造分析による重要度評価は実施日時や
    場所に規制されることなく自宅等においても可能である。
    可能性評価を行うことで実態に即した計画書に近づけることができる。
      図-1 イメージ得点法による全体評価結果
      図-2 重要度を表示した最終計画案
成果の活用面・留意点 住民の意向が反映した集落計画作成などが容易であり現地で応用しやすいが、
アイディア抽出や評価の手順については熟練が必要であるので事前に体験練習すると
効果的である。
アイディア抽出は同一会場で行う必要はなく、各種会合の機会などを活用して多くの
参加を得ることが重要である。
図表1 230442-1.gif
図表2 230442-2.gif
カテゴリ 評価基準

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