| タイトル |
移動式回転蔟懸垂装置の試作 |
| 担当機関 |
福島県蚕業試験場 |
| 研究期間 |
1994~1994 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1993 |
| 要約 |
移動式回転蔟懸垂装置を導入することにより、蔟懸垂時に蔟器を持ち運ぶ手間を省き、また営繭後は回転蔟を詰めることにより収繭スペースを作り、収繭作業の省力化が図られる。
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| 背景・ねらい |
養蚕作業の中で上蔟作業は短期間に集中され、 しかもその作業内容が多種にわたっているためなかなか機械化されないのが 現状である。これが養蚕規模拡大の阻害要因になっている。熟蚕分離から振込、 蔟懸垂、蔟中管理、収繭までの一連の上蔟作業の省力化を図る目的として、 移動式回転蔟懸垂装置を試作した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 必要経費は天井に敷くレールとその補強材および車輪だけである。
他は既成の回転蔟、 吊り金具を利用するため養蚕農家の経営規模にあった設備投資ができる。
- 蚕期外は邪魔にならず、上蔟室が有効利用できる。
- 回転蔟懸垂の作業時は懸垂装置を並べた蔟器の真上まで移動して
吊すようにし、蔟器を持ち運ぶ手間を省く。 同時に蔟器移動時の落下蚕も防ぐことができる。
- 営繭中は回転蔟の吊す間隔を広げて気流が充分動くようにし、
吐糸終了後は詰める。 このため上蔟室に空間ができ収繭作業のスペースが確保できる。
- 収繭時は装置に回転蔟を吊したまま収繭機の近くまで順次移動させ収繭できる
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| 成果の活用面・留意点 |
- 上蔟室に古新開(3~4枚)を並べて敷く。(熟蚕の振込時の緩衝や排尿の吸着)
- 新聞紙の上に回転蔟を並べる。この時振込作業をしやすくするため6組を1ブロックと
して通路を設ける。
- 熟蚕を蚕入器で順次振り込んでいく。
- 懸垂装置を蔟器の真上に移動させ、登蔟が終わったものから順に懸垂装置に3段吊する。
- 吐糸終了後(3日後)古新聞を除去し、装置に蔟器を吊るしたまま上蔟室の片側に移動
させ収繭作業のスペースを作る。
- 収繭は収繭スペースに収繭毛羽取機を設置し、装置に蔟器を吊るしたまま収繭機の近く
まで順次移動させ収繭する。
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| 図表1 |
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| カテゴリ |
カイコ
機械化
規模拡大
経営管理
省力化
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