西洋ナシ「シルバーベル」の正月向け出荷のための貯蔵及び追熟法

タイトル 西洋ナシ「シルバーベル」の正月向け出荷のための貯蔵及び追熟法
担当機関 秋田県果樹試験場
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 西洋ナシ「シルバーベル」を適期収穫し、直ちに0度Cで30日間冷蔵した後13度C、RH70~80%の恒温恒湿庫で追熟することで、正月向け出荷用として商品性の高い果実品質となり、この貯蔵及び追熟法の実用性が確認された。
背景・ねらい ’シルバーベル’は豊産性で輪紋病の発病も少ない傾向で作りやすい品種である。
また適正な追熟条件下では、西洋ナシ固有の粘質性を伴い濃厚な食味となり、
日持ちも良い。
流通面ではこれらの特長が十分生かされておらず市場評価もやや低い現状である。
他の品種に比べると冷蔵による品質低下も小さく貯蔵販売も期待できるので、
その実用性を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 他の品種に比べて冷蔵による品質低下が少なく、
    貯蔵販売が期待できた
    (表1)。
  2. 貯蔵期間は冷蔵30日間で、需要の多い正月前後までの実用性が見られた
    (
    表2、
    表3)。
    30日以上の貯蔵期間でも商品性は期待できたがさらに検討を要する。
  3. 貯蔵方法は、適期に収穫した果実を箱詰めして、
    当日のうちに0度C冷蔵庫に入庫し、約30日後に出庫する。
  4. 追熟方法は、気温の低い季節なので、人為的な恒温恒湿庫を利用して温度
    13度C前後、相対湿度70~80%に調整し追熟する。
  5. 出荷は、約26日間で追熟がほぼ完了するので、追熟の完了する2~3日前から
    行い正月向け用として出荷する。
図1 正月向け出荷用’シルバーベル’の貯蔵及び追熟法
成果の活用面・留意点
  1. 西洋ナシは、リンゴ等と混植されている場合が多く収穫や出荷が重なるので、
    収穫後、一旦貯蔵して販売することで出荷調整が可能となる。
  2. 適熟となった果実は、食味濃厚で日持ちも良いので正月の需要が期待できる。
  3. 生育期の病害虫防除や適正着果など適正管理により高品質な果実を生産する。
  4. 収穫は適期に行う。
図表1 230682-1.gif
図表2 230682-2.gif
図表3 230682-3.gif
カテゴリ 病害虫 出荷調整 西洋なし 病害虫防除 品種 良食味 りんご

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