春まきリーキの育苗法と栽植様式

タイトル 春まきリーキの育苗法と栽植様式
担当機関 宮城県園芸試験場
研究期間 1994~1995
研究担当者
発行年度 1994
要約 リーキの無加温育苗は最低気温0度C以上に温度管理する。2~3月まきの地床育苗、セル成型育苗とも65日程度育苗する。栽植株数はa当たり740株程度とする。
背景・ねらい リーキは西洋ネギ、ポロネギとも呼ばれ、フランス料理に欠かせない材料で、洋食志向
の影響で一般家庭でも利用されるようになった。現在市販されているものの多くは
輸入品で、国内生産はほとんど行われていない。リーキは高温には弱いが低温には
強く、東北地域の気象に適した栽培品目で、新規に導入する野菜として有望と判断
されるので、播種期育苗法、栽植密度について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 播種期は温度管理等から2月下旬~3月中旬が適する
    (表1)。
  2. 地床育苗でも、苗の移動が容易なセル成型育苗でもよい。育苗はいずれの育苗方法
    とも65日程度行う。パイプハウスを利用し無加温育苗とし、最低気温が0度C以下に
    ならないように管理する。
  3. 栽植株数は可販収量、品質からみてa当たり740株程度(うね幅90cm、株間15cm)が
    適する。株間を2倍程度広めにし、1ヵ所2株植え(a当たり888株、うね幅90cm、株間
    25cm)とする方法も定植時の省力化として有効な手段である
    (表2)。
  4. 収穫始期は11月中旬~12月上旬である。
成果の活用面・留意点
  1. 地床育苗は条間を20cm程度とし条まきする。育苗期間が長いので株間が1~2cm
    となるように播種する。
  2. セル成型育苗には200穴(1穴2.2×2.2×4.4cm)程度のセルトレイとセル成型苗専用土
    を使い、かん水はこまめに行う。
  3. 収穫始期を早めたい場合や温度確保ができない地域では、加温育苗とし、地温15度C、
    最低気温5度Cに設定する。
  4. 施肥量は10a当たり成分でチッソ、リン酸、カリとも30kg程度とする。リン酸は全量基肥
    とし、チッソ、カリは基肥に6割程度施し、残りを培土時に追肥する。
  5. 葉鞘内に土が入らないよう生育中期以降2~3回に分けて培土を行い、最終的に培土の
    高さが20cm以上になるようにする。
図表1 230702-1.gif
図表2 230702-2.gif
カテゴリ 育苗 温度管理 栽培技術 省力化 施肥 ねぎ 播種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる