| タイトル |
耐冷性の強い極早生水稲品種「ユメコガネ」の採用 |
| 担当機関 |
岩手県立農業試験場 |
| 研究期間 |
1995~1995 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
「ユメコガネ」は耐冷性が極強で、品質・食味が良好な極早生品種であり、岩手県において、山間冷涼地帯を対象に「いわて26」に代えて準奨励品種に採用する。
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| 背景・ねらい |
岩手県では現在「いわて26」が極早生の準奨励品種として採用されており、岩手県中北部の標高が概ね350m以上の地帯に普及している。この地域は厳しい気象条件であり、作柄の安定のため耐冷性が強く、より良食味な極早生品種の導入が求められている。
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| 成果の内容・特徴 |
- 出穂期・成熟期は「いわて26」並の「極早生」である。
- 障害型耐冷性は「いわて26」より強い「極強」である。
- いもち病圃場抵抗性は葉・穂とも「中」で「いわて26」並である。
- 収量は「いわて26」並か、やや少ない。
- 外観品質は「いわて26」並か、やや優り「中中」である。
- 食味は「いわて26」よりやや優り、良好である。
- 岩手県において、中北部高標高地帯での作柄の安定を図る目的で採用する。
(具体的データ)
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| 成果の活用面・留意点 |
- 催芽時間が長くかかる傾向にあるので、浸種・催芽を十分に行い、加温出芽を励行する。
- 穂数は取れやすいが、一穂籾数は少ないため早期に有効茎を確保する必要がある。したがって、中成苗等で健苗育成に心がけ、初期水管理に留意し生育の促進を図る。
- 多肥では品質が落ちること、登熟歩合が低下し収量が不安定になることから、基肥は「いわて26」並とする。なお、一穂籾数が少ないので、籾数確保のため追肥は幼穂形成期重点とし、量は窒素成分で2kg/10a程度を基本とする。
- いもち病圃場抵抗性は葉・穂とも「中」であることから、防除基準に従い適期防除に努める。
- 刈取適期は登熟積算気温で900~1000℃を目安とし、実際の登熟状況を観察しながら、早刈や刈遅れとならないようにする。
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| 図表1 |
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| カテゴリ |
病害虫
いもち病
水稲
抵抗性
品種
防除
水管理
良食味
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