水稲プール育苗における床土量の節減

タイトル 水稲プール育苗における床土量の節減
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1996~1996
研究担当者
発行年度 1996
要約 水稲プール育苗においては育苗期間の床土過乾燥の心配がないので、1箱当たり床土量を慣行育苗の約半分(1.2kg程度)にすることが可能である。
背景・ねらい 慣行育苗での床土の厚さは20mm程度であるが、
床土を少なくすると育苗管理期間に過乾燥になりやすい。
プール育苗では出芽後の苗には常に水が供給されているため、
床土量を減らしてもこの心配がない。しかし、床土を減らした場合には、
出芽するまでの過乾燥や出芽時の籾の根上がりが懸念される。
そこで、プール育苗において床土量の節減と苗の軽量化を目指すため、
床土量の減量化について検討した。
成果の内容・特徴
  1. プール育苗では1箱当たりの床土量を慣行育苗の約半分の1.2kg程度にできる。
    ただし、覆土量は慣行の0.8kg程度にする。
  2. 床土量を1.2kg程度にした場合、育苗時の基肥量を慣行育苗並に調整するか、
    1葉期頃に追肥することにより、床土量3kgの苗と同等の苗が得られ、
    機械移植にも適する。
  3. 加温出芽及び無加温出芽方式のいずれにも適用できる。
    (具体的データ)
成果の活用面・留意点
  1. 無加温出芽方式では出芽までに床土が乾燥しないように、半遮光性被覆資材
    (シルバーポリ#80等)を用いて密閉する。
  2. この試験では育苗用培土としてクレハ粒状培土Kを用いた。
    水田土、山土やその他の培土にもこの技術が適用できると思われるが、
    培土の種類によっては保水性が異なり、
    出芽時に籾の根上がりが見られることがあるので、
    実用にあたっては実際に使用する
    培土を用いて、最適床土量を決定することが望ましい。
  3. 出芽終了後の育苗期間中の水深は覆土の上まで常時湛水するのが好ましい。
図表1 230946-1.gif
カテゴリ 育苗 乾燥 水田 水稲

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる