水稲品種「かけはし」を用いた岩手県北地域における稚苗移植栽培の適応性

タイトル 水稲品種「かけはし」を用いた岩手県北地域における稚苗移植栽培の適応性
担当機関 岩手県農業研究センター
研究期間 1997~1997
研究担当者
発行年度 1997
要約 岩手県北地域では従来中・成苗による移植栽培を基本としてきたが、早生の早の「かけはし」を用いることにより、岩手県北地域においても稚苗移植栽培が可能となる。
背景・ねらい 岩手県北地域における水稲移植栽培は、
作期幅が小さいこと及び生産の安定化を図る目的から、
これまで中・成苗移植栽培を基本としてきた。
しかし、中・成苗育苗は稚苗育苗に比較し労力・費用とも多くかかり、
野菜等複合部門の他作物との労力の競合もあることから、
稚苗移植栽培の適応性を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 早生の早である「かけはし」は同日移植の場合、稚苗と中苗の出穂期の差が小さく
    (図1)、
    中苗の「たかねみのり」よりも出穂・成熟期が早い
    (図1・図2)。
  2. メッシュ平年値と発育指数(DVI)による作期上では、
    稚苗移植でも安全出穂期内に出穂させることが可能である
    (図3、
    図の例では5月12日~25日に移植することにより
    安全出穂期内に出穂させることが可能である)。
  3. 「かけはし」の稚苗移植栽培では初期分げつの発生はやや遅れるものの、
    穂数は中苗移植栽培並に確保できる。
  4. 「かけはし」の稚苗移植栽培での収量・品質は中苗とほぼ同等である
    (図4・図5)。
以上から、「かけはし」を用いることにより、
岩手県北地域においても稚苗移植栽培が可能と判断された。
成果の活用面・留意点
  1. 適応地域は岩手県北部および北上川上流・
    下閉伊の「たかねみのり」の中苗移植栽培が可能な地域とする。
  2. 県北沿岸部のやませの影響の特に強い地域においては、
    安定栽培のため中・成苗による移植栽培を基本とする。
図表1 231064-1.gif
図表2 231064-2.gif
図表3 231064-3.gif
図表4 231064-4.gif
図表5 231064-5.gif
カテゴリ 育苗 水稲 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる