大区画水田の田面均平管理法

タイトル 大区画水田の田面均平管理法
担当機関 山形県立農業試験場
研究期間 1994~1998
研究担当者
発行年度 1997
要約 大区画水田圃場整備工事1~2年後に、自然圧密によって高低差が7cm以上に均平度が低下する圃場は全体の40%~90%である。大型機械やレーザーレベルを使用しないで営農作業として均平改良を行う場合、低位部に客土して敷き均す“客土整地による均平”法と高位部の土をトラクター装着の土取り機で掘り取り低位部に敷き均す“スジ掘りによる均平”法が効果的である。
背景・ねらい 大区画水田では、省力的稲作のために
従来の圃場以上に高い均平精度を求められるが、
区画が大きくなることによって、必要な均平度を保つことが困難になる。
圃場整備工事後の均平度の実態を分析し、
営農作業としての均平管理方法を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 圃場の高低測量を行う場合、5m~10m間隔で側点を配置し、
    側点の最大高低差と高低のバラつきを示す指標
    (標準偏差または平均標高のプラスマイナス2cm比率)で
    均平度を評価する。
    圃場整備工事後に高低差が7cm以上に均平度が低下する圃場は
    全体の40%~90%である。
  2. 圃場整備工事後、1~2年作付を行って自然圧密による不同沈下を待って、
    均平度が低下した圃場を高低差7cm以下、標準偏差1.5cm以下、
    プラスマイナス2cmの比率95%以上を目標に均平改良を行う。
  3. 大型機械やレーザーレベルを使用しないで営農作業として均平改良を行う場合、
    1回の作業だけで十分な効果があがらないことがあるので、繰り返し実施する。
    “代掻きによる均平”は土量移動が少なく局部的な均平となり、
    大区画圃場では効果が少ない。
    低位部に客土して敷きならす“客土整地による均平”法は、
    確実に効果が期待できる。
    高位部の土をトラクター装着の土取り機でスジ状に掘り取り低位部に敷きならす
    “スジ掘りによる均平”法は繰り返し実施すれば大区画圃場でも効果がある。
表1 施工2年後の均平度分布
図1 高低差と標準偏差、
プラスマイナス2cm比率の関係
表2,表3 客土整地による均平改良
表4 人力スジ掘による整地均平
図表1 231086-1.gif
図表2 231086-2.gif
図表3 231086-3.gif
カテゴリ 水田 ばら

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる