デルフィニウム(べラドンナ系)苗の夜間低温処理による秋出し栽培法

タイトル デルフィニウム(べラドンナ系)苗の夜間低温処理による秋出し栽培法
担当機関 宮城県園芸試験場
研究期間 1997~1999
研究担当者
発行年度 1997
要約 デルフィニウムベラドンナ系の秋出し栽培では、苗を育苗期間中に夜間低温処理することにより、夏の高温による早期抽だいが軽減できる。
背景・ねらい デルフィニウムベラドンナ系の秋冬期出荷では、高温による苗質の低下及び
育苗中の高温・長日条件による早期抽だいが生産上の大きな問題となっている。
そこで、早期抽だいを軽減するため苗の夜間低温処理の効果と処理温度、
育苗期のセルトレーの大きさについて検討する。
成果の内容・特徴
  1. 品種「べラドンナクリブドンビューティー」を6月中旬に播種し、
    本葉2枚展開後の7月中旬から定植時の8月中旬までの1ヶ月間、
    夜間低温処理を行うことにより早期抽だい等が抑制される
    (表1)。
  2. 低温処理の温度は15度C前後がよく、処理時間は夕方5時から翌朝9時まで行うと
    葉数が4~6枚確保でき11月上旬から良花を多数採花することができる
    (表2)。
  3. 育苗時のセルトレーの大きさは、128穴より72穴のトレーの方が葉齢が進み、
    栄養成長量を確保できることから早期より品質の良い花が得られる
    (表2、表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 発芽を斉一にするため暗黒条件下で播種後3日間は25度C、
    その後発芽するまで15度Cとする。
  2. 育苗は、雨よけの管理とし、シルバータフベル等で遮光する。
図表1 231172-1.gif
図表2 231172-2.gif
図表3 231172-3.gif
カテゴリ 育苗 くり 栽培技術 出荷調整 播種 品種

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