| タイトル |
イネ葉いもち発生シミュレーションに利用する気象データ収集システム |
| 担当機関 |
福島県農業試験場 |
| 研究期間 |
1994~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
葉いもち発生シミュレーションモデルBLASTLの実行に必要な気象データを収集するシステムを開発した。本システムは気象データを観測・収集する通信システム付き気象ロボットと収集したデータをモデルの入力形式に変換や結合するプログラムからなり、葉いもち発生シミュレーションを簡便、迅速に行うことができる。
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| 背景・ねらい |
葉いもち発生シミュレーションモデルBLASTLは発生予察の高精度化に有用であるが、結露計により観測された葉面の濡れ時間とアメダスの気象データとを用いることとしているため、アメダス観測地点以外は対象としにくく、データ入力も煩雑であり簡便・迅速な利用が困難であった。そこで、任意の地点に気象ロボットを設置し、必要な気象データを一括して測定・収集し、それを迅速にシミュレーションに利用できるシステムを開発する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 葉いもち発生シミュレーションモデルBLASTLに必要な気象要素をリアルタイムで観測するために、温度計、風速計、日照計、日射計、雨量計および結露計を有する気象ロボットおよび観測した気象データを遠隔地から収集するための通信システムを開発した(図1、2)。
- 収集した気象データは、入力形式変換プログラムにより、(1)MS-DOS上で作動する(N88- BASIC版)BLASTL、(2)Windows上で作動する(Visual Basic版)BLASTLのいずれにも自動的に入力できる。また、アメダスの気象データをBLASTL入力用に変換したデータと結露計で観測した葉面の濡れ時間のデータを結合して、入力することも可能である。
- 従来のアメダス気象データと結露計による葉面濡れ時間のデータを用いたBLASTLの演算結果と、同一アメダス観測地点に気象ロボットを設置して収集した気象データを用いた演算結果とはほぼ同様である(図3)。推定された葉いもち病勢進展が若干異なるのは、気象ロボットとアメダスとで風速と温度のセンサーの高さ(前者:地上1m、後者:2~6.5m)が異なることに由来していると考えられる。
- 本システムを利用することにより、アメダス観測地点以外においても、BLASTLを用いた葉いもちの病勢進展シミュレーションを自動的に、短時間に行うことができる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 気象ロボットで観測した気象・結露データは他の病害虫の発生予測等、多目的に活用することができる。
- 従来普及していた電子式結露計で観測した葉面の濡れ時間のデータも、本システムの結合プログラムにより、他の気象要素のデータと結合して自動的にBLASTLに入力できる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| 図表6 |
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| カテゴリ |
いもち病
害虫
ロボット
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