ハウス軟白ネギの移植による夏どり、秋どり栽培

タイトル ハウス軟白ネギの移植による夏どり、秋どり栽培
担当機関 宮城県園芸試験場
研究期間 1997~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 ハウス軟白ネギの夏どり栽培はチェーンポットを利用し,2月に定植した苗を4月下旬まで保温し,軟白処理により7月に収穫する。秋どり栽培は,5月に露地に仮植した苗を8月にパイプハウスに定植し,軟白処理により11月に収穫する。
背景・ねらい ハウス軟白ネギは肉質が柔らかく品質がよいこと,
土寄せが不要なため慣行栽培に比べ栽植密度を高めて高収量が得られ,
今後有望な品目である。
そこでパイプハウスを利用したチェーンポットによる簡易移植栽培で,
夏どりネギと秋どりネギ栽培を組み合わせたハウス軟白ネギの生産技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 夏どり栽培は,11月下旬~12月上旬にチェーンポットに播種し,
    60日程度育苗した苗を2月上旬に簡易移植機を利用しパイプハウスに定植する。
    遮光フィルムを用い6月中旬頃から軟白処理を行うことにより7月に収穫できる。
    パイプハウスは4月下旬まで内張りカーテン及び小トンネルで保温する
    (表1,表2)。
  2. 秋どり栽培は,3月下旬にチェーンポットに播種し,
    簡易移植機により5月下句に露地の苗床に仮植する。
    夏どりネギ収穫終了後から8月下旬までに,パイプハウスに定植し,
    9月下旬頃から軟白処理を行うことで11月に収穫できる
    (表3,表4)。
  3. 品種は夏どり,秋どりともに,葉鞘のしまりが良く生育の早い「金長3号」等が適し,
    軟白処理は葉鞘径18mm程度に達したころ軟白長35~40cmを目標に行う
    (表2,表4)。
  4. 基肥は夏どり・秋どり栽培ともに緩効性肥料を用いN-2.0kg/a程度とし,
    ハウス内へ定植後は高温乾燥をさけ,遮光やかん水を適宜行う。
成果の活用面・留意点 ホウレンソウ等の軟弱野菜との組合せにより,
連作障害を回避しながらハウスの利用効率を高めることが可能である。
図表1 231327-1.gif
図表2 231327-2.gif
図表3 231327-3.gif
図表4 231327-4.gif
カテゴリ 肥料 育苗 乾燥 栽培技術 ねぎ 播種 品種 ほうれんそう 連作障害

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