秋ギクタイプスプレーギクの再電照による品質向上技術

タイトル 秋ギクタイプスプレーギクの再電照による品質向上技術
担当機関 岩手県農業研究センター
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 電照終了後に短日期となるスプレーギクの作型では品質向上のために再電照を行う。再電照の開始時期は小花形成期とし、電照終了後12日間自然日長で管理し、その後、5日間、4時間の光中断による長日処理を行うことで品質が向上する。
背景・ねらい 北東北でのスプレーギクの生産は高温期に秋ギクタイプの品種を高品質生産できる
有利性を有しているが、施設の回転率を高め、
収益性を向上させることが課題となっている。その場合、
自然日長が12時間以下となる10月以降に電照を終了する作型(11~12月出し)
では花梗や側枝長が短く、上位葉も小さくなり品質が低下しやすい(うらごけ)。
そこで、品質向上を目的として再電照の開始時期及び電照方法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 秋ギクタイプのスプレーギク栽培での再電照は
    電照終了後の自然日長が12時間以下となる作型で行う。
  2. 再電照により草丈、花梗長、側技長が伸長し、かつ上部葉が大きくなり、
    花穂部の品質向上が図られる
    (表1,表2)。
  3. 再電照の開始時期は花梗長が伸長し、花房型の品質低下の少ない小花形成期とする。
    電照終了後、小花形成期に到達する期間は12日程度である。
  4. 再電照の手順は電照終了後12日間自然日長とし、その後、5日間再電照を行う方法
    [12日(短日期)→5日(長日期)方式]が適する。
    再電照は22時~2時までの4時間点灯する光中断により行う
    (表1,表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 電照打ち切り5日前から再電照時期を最低温度17度C程度で管理する。
  2. 品種及び管理温度によって花芽分化速度が異なるので、
    再電照を行う際は必ず花芽の分化ステージを確認して行うようにする。
図表1 231353-1.gif
図表2 231353-2.gif
カテゴリ きく 品種

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