光るカーネーションの作出法

タイトル 光るカーネーションの作出法
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 ホタル・ルシフェラーゼ遺伝子の導入による光るカーネーションの形質転換系を開発した。
背景・ねらい 遺伝子組換えを利用したカーネーションの品種育成技術を確立するとともに,
画期的な新品種を育成する。
成果の内容・特徴
  1. 形質転換組織として,カーネーション(品種:瀬戸の初霜)の葉片を用いる。
  2. ルシフェラーゼ遺伝子の発現を制御するプロモーターとして,
    カリフラワーモザイクウイルス(CaMV)35Sを改良した高発現プロモーター
    (E12Ω)を用いる(図1)。
  3. 形質転換はアグロバクテリウム法で行い,
    菌株は幅広い植物種に対して形質転換効率の高いEEA101株を用いる。
  4. 葉片にアグロバクテリウムを感染させ,共存培養後,
    ハイグロマイシン30mg/lで形質転換体を選抜する。
  5. 形質転換個体の根,または切断した茎よりルシフェリン溶液(0.5mM)
    を吸収させることにより,暗黒下にて発光を確認することができる
    (図2)。
  6. 形質転換当代(R0)の自殖,または非形質転換体との交配により,
    R0より強く光る後代が得られる(表1)。
成果の活用面・留意点
  1. カーネーションを対象とした本形質転換技術は,ルシフェラーゼ以外にも
    抗菌性タンパク質遺伝子等の有用遺伝子の導入にも利用できる。
  2. 遺伝子組換え植物であるため,
    非閉鎖系で栽培するためには安全性の確認試験が必要である。
図表1 231357-1.gif
図表2 231357-2.gif
図表3 231357-3.gif
カテゴリ カーネーション カリフラワー 新品種 品種

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