ブドウ「安芸クィーン」の適正樹相と栽培性評価

タイトル ブドウ「安芸クィーン」の適正樹相と栽培性評価
担当機関 山形県立園芸試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 「安芸クィーン」において果実品質が良好で安定収量が確保できる開花始期の新梢長は21~40cm、着果基準は葉1枚当たり0.75粒程度である。また、10a当たりの粗収益は64万円から86万円程度であり、作業労働時間は233時間から264時間である。
背景・ねらい 「安芸クィーン」は、果皮色が鮮紅色で糖度が高く、
高級感のあるブドウとして期待されている。
しかし、着果量による着色や裂果等果実品質への影響が大きく、
また花振るいも多い品種であるため、
果実品質が良好で結実が安定する適正樹相について検討する。
また、現地での導入促進のために、作業別労働時間、販売価格、
収量、粗収益等について現地調査を行い、経営指標を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 開花始期の新梢長は、21~40cmの生育で花振るいが少なく、
    果実品質も良好である(表1)。
  2. 着果量が多いほど着色が劣り屈折計示度も低いことから、
    着果基準は、葉1枚当たり0.75粒程度が適正である
    (表2)。
  3. 10a当たりの粗収益は、収量および果実品質で園地差がみられるが、
    62万円から86万円である(表3)。
  4. 10a当たりの作業別労働時間は、雨よけ施設の構造や着粒程度により変動するが、
    233時間から264時間程度である(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 摘房、摘粒は果粒軟化期前(7月中旬)までに終了し、
    1坪当たり14房程度に着房し、
    1果房当たり20~25粒、300g程度の果房重に仕上げる。
  2. 花振るいしやすいので、多施肥、強せん定をさけ、樹勢を安定させるとともに、
    展葉7~8枚時にメピコートクロリド液剤500倍液を散布する。
  3. 棚面の明るさは、葉面積指数1.5前後で、
    地面に35~40%程度の日射が投下する明るさとする。
図表1 231480-1.gif
図表2 231480-2.gif
図表3 231480-3.gif
図表4 231480-4.gif
カテゴリ 経営管理 施肥 品種 ぶどう

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