| タイトル |
良食味で中生のエダマメ用品種「滝系C8」 |
| 担当機関 |
岩手県農業研究センター |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
えだまめ品種「滝系C8」は収穫期が「ふくら」より約5日遅い中生種で、食味が特に優れる。また、完全莢率、多粒莢率とも高く、稔実莢数の多いことから、中生品種の中では多収である。
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| 背景・ねらい |
えだまめは岩手県産野菜の中で重要品目の一つであり、 水田転作の強化もあって普及が図られている。 また、市場流通上は莢の大きさや充実性が求められている一方で、 良食味品種への要望が一層高まっている。
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| 成果の内容・特徴 |
- 「滝系C8」は昭和61年に岩手県立農業試験場において、
中生で良食味の「ふくら」を母親、 晩生で良食味の「中生茶豆」を父親として交配し、 その後代より育成した品種で、平成11年においてF9である。
- 胚軸色は緑、小葉の形は円葉、花色は白である。
- 主茎長は「ふくら」より極く長く、主茎節数、分枝数はやや多い。
- 最下着莢節の高さは「ふくら」よりやや高い。
- 着莢数は「ふくら」より多いが、着莢密度はやや疎である。
- えだまめ収穫期の莢色は緑である。また、毛茸の色は白に近い薄茶色、密度は中、
形は直である。
- 莢の大きさは「ふくら」並でやや小さい。
- 成熟期の種皮色は単色で黒、粒形は扁球、臍の色は黒、子葉色は黄、
子実の大きさは大である。また、裂莢の難易は易である。
- 開花期は「ふくら」より約7日遅い。
- 収穫期は「ふくら」より約5日遅い中生の晩である。
- 伸育型は有限、大豆の成熟型は極早、生態型は夏大豆型である。
- 稔実莢数が「ふくら」より多く、中生品種としては極く多収である。
- 完全莢率、多粒莢率とも高い。
- 甘み、香りとも特に強く、「ふくら」より優っている。
また、黒大豆であるため、蒸煮後は莢色が部分的に黒ずんでくる。
- ダイズ黒根腐病に弱い。また、SMV抵抗性を有しない。
表1 「滝系C8」の特性概要
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| 成果の活用面・留意点 |
- 適応地帯は、高標高地及び高冷地を除く岩手県下全域である。
- 蔓化倒伏しやすいので、
マルチ栽培の場合は栽植密度を「ふくら」より少なくし、 畦幅140cm(9230Bマルチ使用)、もしくは畦幅160cm(9224Bマルチ使用)とする。
- 収穫適期を過ぎると外観品質が低下する傾向があるので適期収穫に努める。
- 岩手県で種苗登録を申請する予定である。
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| 図表1 |
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| カテゴリ |
えだまめ
黒根腐病
水田
大豆
茶
抵抗性
品種
良食味
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