無花粉アジアティック系ユリ新品種候補系統「AL-1号」の育成

タイトル 無花粉アジアティック系ユリ新品種候補系統「AL-1号」の育成
担当機関 秋田県農業試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 アジアティック系ユリ新品種候補系統「AL-1号」は「モンブラン」に「アポロ」交雑して育成した無花粉のユリである。花色は白で、小輪、多花性の上向き咲き、花梗長は短くコンパクトな花房となり、花弁離脱が遅く花持ちが良い。また、葉枯れ症状がなく栽培しやすい。
背景・ねらい ユリの消費動向は、装飾方法や色彩感覚の変化により花色、花形に新規性のある
品種が求められている。特に、花粉による花弁の汚れ、衣服への花粉付着は消費者
がユリを嫌う原因であり、生花店では花粉を除去して陳列するなどの手間が
問題となっている。そこで、無花粉(葯なし)ユリの育成を行った。
成果の内容・特徴
  1. 平成2年にアジアティック系品種「モンブラン」(草丈中性、上向き咲き、花色白、
    花被に斑点多少あり)を子房親、アジアティック系品種「アポロ」(草丈中性、
    上向き咲き、花色白、花被に斑点なし)を花粉親として交配し、その雑種138個体
    から平成6年に選抜した。
  2. 開花期は無加温施設栽培で6月中旬、草丈は50~60cmと中性で、切花、鉢物、
    花壇に適する。
  3. 花は「モンブラン」「アポロ」より小さく、花径は11cm程度と小輪、花数は
    8~10個着生し多花性で上向き咲き、花序は総状で花梗長が短く、コンパクトで
    独特な花房である。
  4. 花色は白で、花粉(葯)がなく、開花後花弁や衣服を汚す心配がない。また、
    花弁はやや厚く、反転しにくく、花弁離脱が極めて遅く花持ちが非常に良い。
  5. 葉枯れ症状(葉枯れ病)の発生がみられず、栽培しやすい。
表1性調査
写真1
写真2
成果の活用面・留意点 本品種は、草丈が50~60cm程度であり、従来のユリにない個性的特徴から切花、
鉢物、花壇等広範囲に利用できる。
図表1 231520-1.gif
図表2 231520-2.gif
図表3 231520-3.gif
カテゴリ 施設栽培 新品種 品種 ゆり

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