爆砕籾がらの水稲育苗床土への利用

タイトル 爆砕籾がらの水稲育苗床土への利用
担当機関 秋田県農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 村上 章
戸枝一喜(秋田県総合食品研究所)
太田 健
小林ひとみ
藤井芳一 
発行年度 2000
要約 キシロオリゴ糖生産工程で発生する爆砕籾がらを、水稲育苗床土に用いると、軽量化でき、化成肥料を用いた慣行育苗及び育苗箱全量施肥育苗のいずれでも生育は良好で、マット強度は強くなる。本田での生育収量は慣行床土栽培と同程度である。
背景・ねらい 秋田県総合食品研究所は、籾がらを高温・高圧で爆砕処理して、可溶化・抽出したキシランから、キシロオリゴ糖を生産する技術を確立した。この事業を推進するにあたり、生産工程で発生する大量の爆砕籾がら残渣の有効利用を図るため、軽量で、籾がらよりも保水性のよいことから爆砕籾がらの水稲育苗床土への利用を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 爆砕籾がらを体積比50%以下で、市販床土と混合した育苗床土の播種作業時の作業性は、市販床土と同程度である。爆砕籾がらが体積比で50%混合されている場合の育苗箱全重は、20%程度軽くなり、播種作業後の育苗箱中に保持された水分量は対照と同量である(表1)。
     
  2. 爆砕籾がらを体積比で、50%混合した育苗床土の出芽率は、対照と同程度である(図1)。
     
  3. 爆砕籾がらを体積比で、50%混合した床土で育苗した苗の生育は、対照と同程度で、マット強度は対照に比べ強くなる(表2)。
      
  4. 本田での水稲の初期生育及び収量は、爆砕籾がらを体積比で50%混合した床土での慣行栽培、育苗箱全量施肥栽培のいずれでも、対照と同程度である(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 爆砕籾がらは、水分を50%程度含んでいるので、作業性に支障のないように乾燥したものを使用する。
      
  2. 爆砕処理により酢酸が生じるため、爆砕籾がらのpHは4程度になる。
図表1 231612-1.jpg
図表2 231612-2.jpg
図表3 231612-3.jpg
図表4 231612-4.jpg
カテゴリ 肥料 育苗 乾燥 水稲 施肥 播種

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