タイトル | 凝固剤の種類により豆腐中のミネラル量が変わる |
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担当機関 | 東北農試 |
研究期間 | 2000~2001 |
研究担当者 |
安井明美 小綿美環子 森勝美 中村信吾 渡辺 満 渡辺満 |
発行年度 | 2000 |
要約 | 大豆に豊富に含まれるミネラルの豆腐への移行過程を明らかにしたところ、豆腐製造用凝固剤の種類により、豆腐へ移行するミネラル量が異なる。よって、凝固剤の種類や配合により、豆腐に含まれるミネラル量をある程度制御できる。 |
背景・ねらい | わが国における大豆の水田本作化がスタートし、今後の生産に対応した利用加工の増大をはかるためには、国産大豆の有用特性の一層の解明が強く求められている。大豆の灰分は約5%と極めて多く、体調調節機能等の重要な役割を有する有用なミネラルや、国民栄養調査において不足が指摘されているカルシウムや鉄等も、大豆には豊富に含まれている。よって、これらのミネラルの加工プロセスにおける動態を解明することは、大豆の新しい有用性を明らかにする上で重要である。そこで、大豆中のミネラルの、豆腐の製造過程における、豆腐、おから、ゆなどへの移行の様相を解明する。また、使用する凝固剤の種類により、豆腐へのミネラルの移行が、どの程度変動するかを明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | 加工 水田 大豆 品種 |