オオモンシロチョウの薬剤感受性

タイトル オオモンシロチョウの薬剤感受性
担当機関 青森県農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 木村勇司
木村利幸
発行年度 2000
要約 侵入害虫オオモンシロチョウの4齢幼虫と5齢幼虫は、供試した8薬剤のうち、6剤に対し高い感受性を示す。1剤に対しては4齢幼虫は高いが5齢幼虫は低い感受性を示し、1剤に対しては4齢、5齢幼虫ともに感受性が変動する。
背景・ねらい 平成8年にロシア沿海州から北海道と青森県に侵入飛来したオオモンシロチョウに対しては、登録農薬はない。そこで、本種への農薬登録を目的として、近縁種のモンシロチョウに登録のある農薬の常用濃度による幼虫の感受性検定を行う。
成果の内容・特徴
      
  1. キャベツ葉を用いた食餌浸漬法により4齢と5齢幼虫の死虫率推移を調べたところ、速効性で感受性が高かったのは、アセフェート水和剤1,000倍、PAP乳剤1,000倍、エトフェンプロックス乳剤1,000倍、シペルメトリン水和剤1,000倍及びカルタップ塩酸塩水溶剤1,000倍で、遅効性で感受性が高かったのは、BT水和剤1,000倍であった(表1,表2)。
      
  2. クロルフルアズロン乳剤2,000倍は遅効性で、感受性は4齢幼虫では高かったが5齢幼虫では低い(表1,表2)。
      
  3. アセタミプリド水溶剤2,000倍は速効性で、4齢幼虫、5齢幼虫とも感受性が高い場合と低い場合がみられる(表1,表2)。
成果の活用面・留意点
     
  1. 本種がモンシロチョウと同時発生した場合の参考となる。
図表1 231684-1.jpg
図表2 231684-2.jpg
カテゴリ 病害虫 害虫 キャベツ 農薬 薬剤

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