| タイトル |
トルコギキョウ青かび根腐病の発生条件と防除対策 |
| 担当機関 |
福島県農業試験場 |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
小野光代
平子喜一
|
| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
トルコギキョウ青かび根腐病の発生は、品種、投入資材、土壌、施肥量等の栽培条件によって異なる。防除対策として、太陽熱消毒が有効である。
|
| 背景・ねらい |
トルコギキョウ青かび根腐病(病原:Penicillium sp.)は、1997年に福島県で発生が確認された新発生の土壌伝染性病害で、その後、東北各県をはじめ北海道及び九州地方にも発生が拡大しており、防除対策に苦慮している。そこで、発生条件を明らかにし防除対策を検討する。
|
| 成果の内容・特徴 |
- 青かび根腐病に対するトルコギキョウの感受性には大きな品種間差異が認められ、抵抗性の程度は強から弱まで存在した(データ省略)。
- 土壌への厩肥・完熟発酵堆肥等の施用は、本病の発生を抑制し、もみがらの施用は、発生を助長する(図1)。
- 灰色低地土壌では火山灰土壌よりも青かび根腐病が発生しにくい(図2)。
- 施肥量を増加させるに従い、本病が発生しやすくなる(図3)。
- 夏期高温時(7月下旬~8月下旬)の太陽熱を利用した土壌消毒は、湛水のみでは効果が低く、稲わらと石灰窒素を加えた場合に高い防除効果を示す(図4)。
|
| 成果の活用面・留意点 |
- 今回明らかにした発生条件(品種間差異等)は、本病に対する耕種的防除法導入の際の参考となる。
- 太陽熱を利用した土壌消毒は、効果が高く、有効な防除対策となるが、有効な時期は夏期に限定されるため、適用できる作型は限られる。
- 概して完熟有機物は抑制的、未熟有機物は助長的に働くと考えられる。
|
| 図表1 |
 |
| 図表2 |
 |
| 図表3 |
 |
| 図表4 |
 |
| カテゴリ |
病害虫
栽培条件
施肥
抵抗性
土壌消毒
トルコギキョウ
根腐病
品種
防除
|