タイトル | β−ラクトグロブリンは哺乳子牛の脂質吸収を高める |
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担当機関 | 東北農業試験場 |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
櫛引史郎 篠田 満 上田靖子 新宮博行 甫立孝一(現畜産試験場) |
発行年度 | 2000 |
要約 | β-ラクトグロブリン(BLG)の給与は、哺乳子牛の消化管からのレチノール、中性脂肪の吸収を高めた。また、BLG摂取により血漿総脂質に占めるパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸の割合が増加した。この作用は、BLGの生理機能が脂質成分の吸収を促進すること、BLGが脂肪酸に対する結合親和性を有することを示している。 |
背景・ねらい | BLGは牛の乳清タンパク質の主成分であり、初乳中に多く含まれる。BLGは人乳には含まれないことから、これまでは牛乳アレルギーの原因物質としての研究が主であった。BLGの生化学的特性として、in vitroにおける疎水性物質との結合親和性が明らかにされているが、その生理機能は未だ不明である。そこで、BLGの給与が哺乳子牛の脂質代謝に及ぼす影響を検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ |