インターネットを利用した地域特産農産物の消費ニーズ把握

タイトル インターネットを利用した地域特産農産物の消費ニーズ把握
担当機関 山形県立農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 遠藤宏幸 
発行年度 2000
要約 インターネットを利用したアンケートの自動収集システムの作成と、それを使った簡単な消費者アンケートを実施することにより、地域特産農産物の商品開発にあたって効率的にその大まかな消費ニーズを把握することができる。この方法はアンケートをインターネットで公開するため、回答者側も入力が簡単であり、あわせて全国から多数の回答を得ることができる。
背景・ねらい 新たな地域特産農産物の商品開発にあたっては、消費者のニーズや効用を把握する必要がある。そこで、インターネットを利用して効率的に消費者のニーズを把握する手法を開発する。
成果の内容・特徴
      
  1. インターネットを利用した消費者アンケート調査は次の手順で実施することができる。
      (1)アンケート項目を検討する。
      (2)開発商品を紹介するホームページ及びアンケート回収プログラムを作成してインターネットで公開する。
      (3)インターネット利用者はホームページ上でアンケートの回答を入力する。
      (4)回答されたデータを回収し表計算ソフトやアンケート集計ソフトを用いて解析を行う。
      
  2. アンケート自動収集システムの構成は図1のとおりである。CGIが動作可能なWWWサーバを用いることで、ホームページ上で回答されたデータを回収することができるが、項目ごとに整理してCSVファイルに自動保存するプログラムにより集計時のデータ入力作業を省略することができる(図2)。このCGIプログラムはフリーソフト等を用いて作成することができる。
      
  3. このアンケートでは、開発商品に対する消費者の購入意向や価格評価等に関する情報を得ることができる(図3)。
      
  4. アンケートの回答者の確保にあたっては、アンケートにプレゼント等を設けることとし懸賞サイト等へ登録することによりページを告知することが効果的である(図4)。
      
  5. この方法では、通常の紙面調査のような配布、回収、データ入力の過程を省略することができ、それに伴う時間及び経費を削減できる。また、回答者側も入力が簡単であり、あわせて全国から多数の回答を得ることができる。
成果の活用面・留意点
     
  1. 新たな用途が想定される地域特産農産物の商品開発に際して参考にすることができる。
  2. ホームページを設置するサーバはプロバイダのサービスやレンタルサーバを利用することができる。
  3. この方法はオープン型のアンケート調査であり、あらかじめ回答者を選定したクローズ型と異なりインターネット利用者の属性の偏りが大きいと考えられるので、集計データの解析ではサンプルの代表性等に留意する必要がある。
図表1 231746-1.jpg
図表2 231746-2.jpg
図表3 231746-3.jpg
図表4 231746-4.jpg
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