タイトル | 黄体ランクに合わせたhCG投与時期選択による受胎率向上方法 |
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担当機関 | 青森農林総研畜試 |
研究期間 | 2001~2003 |
研究担当者 |
平泉真吾 照井佐知子 松浦淳子 金澤勝昭(青森農林総研畜試) 千田惣浩(秋田畜試) 高田直和(宮城畜試) 坂上信忠(神奈川畜技セ) 三宅晃次(静岡畜試) 億正樹(奈良畜研) 田頭明子(山口畜試) 山崎慎一郎(高知畜試) 梅木英伸(大分畜試) 谷口岳(宮崎畜試) 的場理子(家畜改良セ) 竹之内直樹(東北農研) |
発行年度 | 2005 |
要約 | 黄体ランクExcellent及びGoodの受卵牛に対し、移植当日に人絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)を投与することで受胎率は向上する。黄体ランクFairに対しては、発情後5~6日または、発情後14日目にhCGを投与することで受胎率が向上する。 |
キーワード | 胚移植、受胎率向上、hCG |
背景・ねらい | 胚移植技術における受胎率向上方法の一つとして、hCGの投与が知られている。しかし、受胎率が向上するという報告と、必ずしも向上しないとする報告に二分される。特に、投与時期に関しては様々な報告があるが、効果的な投与時期について明確にされていない。 これらのことから、黄体の状況により効果を示す投与時期が異なるものと推測され、黄体機能の違いにあわせて投与時期を選択することにより受胎率は向上するものと考えられる。 そこで黄体ランク別に、受胎率向上が認められるhCG投与時期を、血中プロジェステロン値と合わせ調べ、hCG投与による黄体機能の向上効果について明らかにすることにより、全国的に強く望まれている受胎率向上に大きく貢献する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 受胎率向上 |