イチゴ四季成り性品種の花房摘除による9月収量の向上

タイトル イチゴ四季成り性品種の花房摘除による9月収量の向上
担当機関 秋田農技セ農試
研究期間
研究担当者
発行年度 2006
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの春定植・夏秋どり栽培において、4~5花房を着果させた後、8月中旬まで発生する花房を摘除することによって、放任に比べ9月中の収量を増収できる。
キーワード イチゴ、四季成り性品種、夏秋どり栽培、花房摘除、9月収量
背景・ねらい 設備投資の少ない雨よけ土耕栽培により、四季成り性品種を用いた夏秋期の栽培体系を確立して、出荷期の拡大と農家経営の改善を図る。四季成り性品種を用いた夏秋どり栽培では、夏期の高温と一斉出蕾による着果負担によって、出蕾が不連続となり、高単価の得られる9月に収量が低下する現象が見られる。そこで、9月の収量確保を目的として、夏期の花房摘除がその後の出蕾及び収量に及ぼす影響について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 6月以降に3~5花房を着果させた後、新たに発生する花房を8月中旬まで摘除すると、その後の出蕾が促進される(図1)。
  2. 4~5花房着果後に花房摘除を行うと、作期中の総収量及び可販果収量は、放任栽培とほぼ同等となる(表1)。3花房着果後の花房摘除は、総花房数は増えるが、総収量および可販果収量は減少する(表1、図2)。
  3. 花房摘除期間は、4~5花房着果後に開始し8月中旬までとする。この処理によって、7~8月の可販果収量は減少し、9月の可販果収量は増える(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 四季成り性品種の中でも出蕾が連続しやすい「エッチエス-138」を用いた成果である。
  2. 7~8月と9月の平均単価は、約770円/kgの差があり(2004年成果情報・秋田県)、4花房着果後に摘除すると10,000円/a、5花房着果後に摘除すると27,000円/a程度の所得増が見込まれる。
  3. 花房摘除しても、可販果1果重は増加しない。
図表1 232589-1.gif
図表2 232589-2.gif
図表3 232589-3.gif
図表4 232589-4.gif
カテゴリ いちご 経営管理 栽培技術 栽培体系 出荷調整 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる