タイトル | 東北地域のサイレージ用トウモロコシにおける有効積算気温の基準温度 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2006~2006 |
研究担当者 |
魚住 順 芦田倫子(青森畜試) 平久保友美(岩手畜研) 青木隆英(宮城畜試) 佐藤寛子(秋田畜試) 鈴木和仁(山形畜試) 新妻恭子(福島畜研) 出口 新 河本英憲 嶝野英子 |
発行年度 | 2006 |
要約 | サイレージ用トウモロコシの有効積算気温の基準温度は、東北地域では4℃程度が有効である。しかし、0~5℃の間での有利性に大きな差はないので、実用上は単純積算気温を用いても良い。慣行の10℃の基準温度は東北地域には適さない。 |
キーワード | トウモロコシ、有効積算気温、基準温度、草地生産管理 |
背景・ねらい | サイレージトウモロコシの流通品種数は100を超えており、その改廃サイクルも4~5年程度と早いため、品種や栽培環境に応じた精度の高い生育予想システムの構築は困難である。このため、導入品種の作期の予想は、試験研究機関での栽培実績から算出した所要有効積算気温に基づいて行わざるを得ない。わが国では、その基準温度として夏作物の一般値である10℃が慣行的に用いられてきたが、これが適正であるかはこれまで十分に検討されてこなかった。そこで東北農研が中心となり 東北6県が協定して実施している優良品種選定試験のデータ(過去7年間)を解析し、東北地域のサイレージ用トウモロコシの作期予想に共通して適用するのに有用な基準温度を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | とうもろこし 播種 品種 |