タイトル | インゲンマメ葉浸漬によってナミハダニの薬剤感受性を検定する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2005~2008 |
研究担当者 |
高梨祐明 豊島真吾(果樹研) |
発行年度 | 2008 |
要約 | リンゴ園で採集したナミハダニをインゲンマメ葉に接種して、実用濃度の薬液に浸漬すると、殺ダニ剤に対する感受性の園地間および薬剤間の差異を検出できる。検定結果は、共同防除組合や園地ごとに適切な薬剤を選定する際の参考になる。 |
キーワード | 葉片浸漬法、薬剤感受性、ナミハダニ、リンゴ、インゲンマメ |
背景・ねらい | リンゴでは、発生するナミハダニの薬剤感受性程度が地域や園地ごとに異なり、薬剤選定を適切に行うために簡易な検定法が求められている。高額機器や高度な分析を用いない検定法として、ハダニの寄生葉を薬液に直接浸漬する葉片浸漬法が提案されている。しかし、葉裏に毛が密生するリンゴ葉を使用した浸漬は、虫体への薬液付着性にムラができることへの危惧から実用化されていない。そこで、葉面に毛の少ないインゲンマメ葉を使用する浸漬法を用いて、園地ごとにナミハダニの薬剤感受性を検定する。この方法で感受性が相対的に高い薬剤を選択することで、無駄な殺ダニ剤散布を少なくした省農薬防除に貢献する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 病害虫 いんげんまめ 農薬 品種 防除 薬剤 りんご |