タイトル | リンゴ園に発生するナミハダニの密度を「払い落とし-押し潰し法」により推定する |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
高梨祐明(東北農研) 豊島真吾 |
発行年度 | 2008 |
要約 | リンゴ園から多数の葉を採集し、2本のブラシで葉を挟むように寄生するナミハダニを払い落とし、押し潰して得られた斑点を数えると、ナミハダニの発生初期の密度を把握できる。 |
キーワード | ナミハダニ、リンゴ、初期密度、密度推定 |
背景・ねらい | ナミハダニは、発生初期に適切な殺ダニ剤を散布すると効果的に防除できるので、発生初期の寄生密度を正確に推定する必要がある。現在活用されているルーペを用いたハダニ密度推定では、少数の葉を観察してナミハダニ寄生の有無を判断することが多く、寄生を見落としたり、加害された部位だけを観察して過大に推定する場合がある。試験研究機関では、ナミハダニの寄生密度を正確に推定するために、多数の葉を採集してブラッシングマシンで寄生するハダニを払い落とし、実体顕微鏡下でハダニ種ごとに計数する。専用の機器を用いる方法では、生産者は利用できないので、ブラッシングマシンと実体顕微鏡の代替手法を考案し,ナミハダニの発生初期の密度を把握して防除適期を判断する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 病害虫 加工 防除 りんご |