タイトル | 露地野菜害虫の捕食性天敵オオハサミムシに悪影響の小さい殺虫剤 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2004~2007 |
研究担当者 |
河野勝行 浜村徹三 武田光能 |
発行年度 | 2007 |
要約 | コナガ、ヨトウムシ類等の露地野菜害虫の天敵であるオオハサミムシ2齢幼虫に対して、ネオニコチノイド系殺虫剤1種類、昆虫成長制御剤2種類、その他の合成殺虫剤2種類、微生物農薬10種類は悪影響が小さく、本種を保護利用したIPMに適している。 |
キーワード | オオハサミムシ、露地野菜害虫、IPM、天敵、選択性殺虫剤 |
背景・ねらい | 近年、野菜栽培においてIPM(総合的病害虫管理)が推進されており、施設野菜害虫では生物農薬の利用が進んでいるが、露地野菜害虫では利用できる資材が限られることから、土着天敵の保護利用がIPM体系の確立のために必要である。そこで、コナガ、ヨトウムシ類等の害虫に対する徘徊性捕食性天敵で最も普通にみられ、個体数が多いオオハサミムシに対する薬剤の影響を明らかにし、オオハサミムシを保護利用したIPM体系で使用できる薬剤を選択する。 |
成果の内容・特徴 |
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カテゴリ | 病害虫 害虫 キャベツ 土着天敵 農薬 防除 薬剤 野菜栽培 |