| タイトル |
農用地開発における小きょう木等有効活用技術 |
| 担当機関 |
山形県立農業試験場 |
| 研究期間 |
1989~1991 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1990 |
| 成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 農用地開発では造成後の早期熟畑化が重要な問題である。そのため多量の有機物資材の
施用が不可欠である。そこで、農用地開発に伴い発生する小きょう木の有効利用が 期待される。
- 本技術は、小きょう木の経済的処理(チップ化)法の開発と、チップの早期腐熟化を
図ることにより、低コスト土つくりを可能とするものである。
- 技術・情報の適用効果
- 現地調査は比較的緩やかな低山地で、杉の植林地30アールから集材する。チップ材は
有価木伐採後の残材、枝材及び杉葉が主である。枝元口径φ=2~7cm、 1=2.0~3.5mが80%を占める。この材料を使用してチップ堆肥134 m3積上げる。
- 小きょう木のチップ化の作業能力は、樹径が4~5cmのときチッパー
作業効率は540sec/m3である。
- チッパー及び他機械の作業能力から、チップ積上げ高は2m程度までが
効率的にチップ製造できる。
- 上記チップにモミガラ、家畜糞尿を加え積上げた場合、体積1m3から
ほぼ0.45tonのチップ堆肥が製造できる。
- 現地でのチップ堆肥の積上げ経費は1m3当り2,682円である。
- チップ堆肥化期間中の温度は、堆積10日目頃より中心部で最高76度Cとなるが、水分は
50%以上含まれており、自然発火の心配はないものと思われる。
- 場内のチップ堆肥化試験では、窒素源として家畜糞の効果が大きい。
- 作物の生育に有害なフェノール性物質は6ヵ月程度経過すると低下し、C/N比も40
以下となることから幼植物試験においても生育に支障はきたさない。
表1 チップ堆肥積上げ実績 図1 チップ積上げ高によるチッパーの稼働率 表2 チップ堆肥134m3作成に要した時間・人員・資材 表3 チップ堆肥製造経費 表4 堆積中のPH・EC・および水溶性フェノールの変化 表5 堆積中のT-C、T-N及び有機成分の変化 - 適用の範囲
県下全域
- 普及指導上の留意点
チップ材料として効率的樹種(広葉樹、樹径の太いもの)の確保、作業機械の効率的 組合せ等を考慮すればさらに安価なチップ堆肥が製造できる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| 図表6 |
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| カテゴリ |
土づくり
くり
低コスト
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