乾式大豆クリーナーの特性

タイトル 乾式大豆クリーナーの特性
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1986~1990
研究担当者
発行年度 1990
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    新しく開発された乾式大豆クリーナーは次の通りである。
    1. 大豆収穫時において汚れが発生した場合、汚れの指標2から3(生研機構5段階法-
      昭和60年度生研機構の全国会議水田作分科会より)程度であれば、1回処理でも
      大豆汚粒は解消できる。また、指標3~4段階の大豆汚粒でも軽減され、指標1~2
      段階で10%以下までに減少できる
      (表1、表2)。
    2. 処理時間は汚れの程度により異なるが、汚れの指標2~3程度であれば8~12分で
      処理できる(表4)。
    3. 乾式方法によるため、処理による被害粒(シワ、破砕粒)の発生は少ない
      (表3)。
  2. 技術・情報の適用効果
    大豆クリーナーによって研磨することにより、大豆汚粒は解消できる。
  3. 適用の範囲
    県下全域
  4. 普及指導上の留意点
    1. 研磨によるため、大豆の溶出固形分が露出しやすい。(100g中溶出固形分処理区
      0.82%、対照区0.42%)(表5)。
    2. 大豆汚粒は必ずしも発生する訳でもないので、導入にあたっては共同利用とし、
      集落、ないし生産組織等の導入とする。

図表1 233412-1.gif
図表2 233412-2.gif
図表3 233412-3.gif
図表4 233412-4.gif
図表5 233412-5.gif
カテゴリ くり 水田 大豆

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