夏秋どり(9〜11月どり)ネギの有望品種選定

タイトル 夏秋どり(9〜11月どり)ネギの有望品種選定
担当機関 福島県農業試験場いわき支場
研究期間 1988~1990
研究担当者
発行年度 1990
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. 以下の品種を用いて、夏秋どり(9~11月どり)ネギの適品種を選定した。
      夏昌一本太(日本農林)大宮黒一本太(トキタ種苗)
      永吉冬一本太(サカタのタネ) 長宝(トキタ種苗)
      越谷黒一本太(サカタのタネ) 夏黒1号(カネコ種苗)
      夏帝一本(サカタのタネ)吉蔵(武蔵野種苗)
      東京夏黒2号(協和種苗)ホワイトタワー(タキイ種苗)
      2月27日露地ビニールトンネル内には種、5月21日~6月1日に畦幅90cm、株間3.3cm
      (1mに30本)で定植した。土寄せは4回(7月7日、8月7日、8月24日、9月4日)行った。
    2. 収穫時の生育調査(9月21日)では、全重は吉蔵、長宝、永吉、東京夏黒2号、が重かった。
      葉数と全長は、ホワイトタワーや除き大差はなかった。軟白長は、長宝、大宮黒、夏昌、
      吉蔵、が同等でやや長く、ホワイトタワーは短かった。分岐長は、東京夏黒2号、
      夏黒1号でやや長かった。
      (表1)
    3. 総収量は、東京夏黒2号>吉蔵>大宮黒>長宝となった。東京夏黒2号、大宮黒は
      上位規格(L以上)収量が多かった。ホワイトタワーはさび病が多発した。
      (図1)
    4. 収穫調査は10月11日にも行ったが、9月21日の調査と同様の傾向を示した。
    5. 以上のことから、夏秋どりネギとして、東京夏黒2号、吉蔵、が有望である。
  2. 技術・情報の適用効果
    秋冬どりと組み合わせることにより、長期間の計画的出荷が可能である。
  3. 適用の範囲
    県内一円(2月~3月の積雪地帯を除く)
  4. 普及指導上の留意点
    収量は苗の大きさに影響されるので、充実した苗を作ることが重要である。

図表1 233478-1.gif
図表2 233478-2.gif
カテゴリ 栽培技術 出荷調整 ねぎ 品種

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