機械によるリンゴ人工授粉の効率化

タイトル 機械によるリンゴ人工授粉の効率化
担当機関 岩手県園芸試験場
研究期間 1990~1992
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    リンゴの開花期は低温や降雨等の不順天候に遭遇し、ミツバチ・マメコバチ等の訪花昆虫の
    活動が制限される場合がある。一方人工授粉は、一時期に集中する事や、労力の確保が
    困難となってきていることなどから、能率化をはかる方法とし機械による授粉について検討した。
    1. 人工授粉機は(供試機 背負い式散粉機 初田K.K リンゴ授粉機AM-170AⅡ)10a当たり約
      30分(歩行速度1.0km)で従来の綿棒授粉(10a当たり720分)より作業時間を大幅に省力
      できる。
    2. 花粉の希釈と使用量

      表1.人工授粉機の授粉効果
      表2.人工授粉機の花粉到達距離
  2. 技術・情報の適用効果
    人工授粉機の導入により、ミツバチの放飼が必要なく、大幅な省力化と開花適期にあわせた
    授粉作業の実施、併せて安定生産、品質向上がはかられる。
  3. 適用の範囲
    1. 岩手県内リンゴ園
  4. 普及指導上の留意点
    1. 風がある場合は到達性、拡散性が劣るので、特に樹高が高い場合や樹冠の
      大きい(普通樹/マルバ台系使用)場合は十分注意する。

図表1 233629-1.gif
図表2 233629-2.gif
カテゴリ 省力化 ミツバチ りんご

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