タイトル | 大豆不耕起栽培導入先進地における播種履歴と収量データを用いた収量性評価と減収危険性の判定 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
松尾和之 浜口秀生 松山宏美 渡邊和洋 梅本雅 渡邊好昭 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 不耕起播種が大規模に導入された大豆産地での5年間の収量データには、不耕起播種と慣行播種で大きな差異は認められない。不耕起条件では湿・病害による枯死株発生が大きな減収要因であるが、減収が生じ易い場所と生じにくい場所に偏りが見られる。 |
キーワード | 大豆、不耕起栽培、播種履歴、圃場別全刈り収量 |
背景・ねらい | 大豆の不耕起播種は、転換畑における麦跡大豆の省力化や適期播種を可能にする技術として関東地域を中心に普及しつつある。他の栽培条件が同じ場合、不耕起播種の収量性は慣行栽培と比べて遜色がないとされるが、湿害を生じやすいという短所にもかかわらず、作業が降雨の影響を受けにくいという特性から慣行栽培に比べ劣悪な条件で播種作業が実施されるケースもあり、収量性の実態については不明な点が多い。そこで、不耕起播種栽培が先進的に導入されている筑西市田谷川地区において、GPSによる播種・収穫履歴(日時、圃場位置)収集と圃場単位での全刈り収量の調査を実施し、不耕起栽培の特徴の把握と減収の危険性の評価を行う。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 栽培条件 GPS 湿害 省力化 大豆 播種 品種 不耕起栽培 |