タイトル | 青枯病菌における過酸化水素感受性状態からの復帰 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
今﨑伊織 中保一浩 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 青枯病菌を低温下に長期間静置すると、過酸化水素に対する感受性が高まる。しかし、これら細胞を低温下から常温下に移すと数時間後には過酸化水素感受性状態から復帰することが示唆される。 |
キーワード | 青枯病菌、低温ストレス、過酸化水素感受性、復帰、ピルビン酸ナトリウム |
背景・ねらい | 細菌は、低温などのストレスが加わると、標準的な培地上で増殖できない状態に遷移する。これは、培地を高圧蒸気滅菌する際に発生する過酸化水素に対する感受性が高まることが一因である。また、過酸化水素を分解するピルビン酸ナトリウム(SP)を培地に添加することによって、無毒的な培養条件が形成されるため、過酸化水素感受性細胞でも増殖できるようになる。そこで本研究では、仮説「低温下で誘導された青枯病菌の過酸化水素感受性細胞は、ストレスから解放されること、すなわち常温に移されることによって過酸化水素感受性状態から復帰する」を検証する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 青枯れ病 |