タイトル | ウンシュウミカンのカロテノイド含量は収穫後の温度およびエチレン遭遇で変化する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
松本 光 生駒吉識 加藤雅也 中嶋直子 長谷川美典 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 収穫後のウンシュウミカンにおけるカロテノイド含量は、20℃でエチレンと遭遇すると、非遭遇よりも果皮で高くなるが、果肉では差がない。一方、5℃でエチレンと遭遇すると、カロテノイド含量は果皮および果肉のいずれでも非遭遇よりも低く推移する。 |
キーワード | ウンシュウミカン、カロテノイド、収穫後温度、エチレン |
背景・ねらい | ウンシュウミカンは収穫後の貯蔵・流通過程において、低温から高温までさまざまな温度に遭遇するほか、エチレンを発生する青果物との混載や陳列によりエチレンにさらされる可能性がある。カロテノイドはカンキツ果実の橙色を構成する成分であり、果実の色を決定する重要な要素であるほか、一部のカロテノイドにはヒトの栄養成分としての働きがある。このため、果実におけるカロテノイド含量を減らさない収穫後の条件を見いだすことは果実品質を保つ上で重要である。そこで、収穫後の温度やエチレンとの遭遇が、ウンシュウミカンの果皮および果肉中のカロテノイド含量に及ぼす影響を解明する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 温州みかん 良食味 その他のかんきつ |