タイトル | CCD4遺伝子は舌状花のないキクを利用した種間交雑の花色マーカーとなる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2007~2008 |
研究担当者 |
能岡 智 住友克彦 藤田祐一 山形敦子 小野崎隆 柴田道夫 大宮あけみ |
発行年度 | 2009 |
要約 | 舌状花弁を持たないキク野生種を交配親に用いる時に、CmCCD4a相同遺伝子の存在の有無を判定することで、雑種後代の舌状花弁の黄/白系色を交配前に推定できる。 |
キーワード | CmCCD4a相同遺伝子、白/黄花ギク、交雑育種 |
背景・ねらい | キク舌状花弁が黄色を呈する原因は黄系カロテノイド色素の蓄積である。栽培ギクではカロテノイド酸化開裂酵素(CmCCD4a)をコードする遺伝子の存在が舌状花弁の黄/白系花色の決定を司る因子であることが明らかにされている。栽培ギクの育種において、舌状花を持たない野生種、イソギクやシオギクが小輪多花性等の有用形質を導入するために利用されている。しかし、舌状花を持たないため、交雑後代における舌状花弁の黄/白系花色の推定ができなかった。そこで、交配親として用いる舌状花弁を持たない野生種におけるCmCCD4a相同遺伝子の存在と黄/白系花色交雑後代出現の関係を調査し、舌状花を持たない野生種を利用した種間交雑における花色マーカーとしてのCmCCD4a相同遺伝子利用の可能性を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 育種 きく |