タイトル | 大規模施設トマト残渣の発生量推定と堆肥化における物質収支 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2006~2009 |
研究担当者 |
中野明正 安場健一郎 鈴木克己 高市益行 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 促成長期栽培で年間40kg/㎡のトマト果実を生産した場合、約20kg/㎡の廃棄物(残渣)が発生し、6割は葉、4割は果実である。残渣は堆肥化処理により現物重量で17%に減少でき、肥料成分として21g/㎡のリンが回収できる。 |
キーワード | 残渣、大規模トマト生産、物質収支、肥料成分、堆肥化 |
背景・ねらい | 施設生産の大規模化が進むと、生産に伴って廃棄される残渣も大量に生じる。環境保全や資源の有効利用の観点から、作物残渣の有効活用が求められる。そこで促成長期栽培において栽培管理上発生する年間のトマト残渣発生量を、大規模施設において10週間で発生したトマトの摘葉量と摘果量から推定する。さらに、その残渣を加熱式堆肥化装置で処理した場合の物質収支を評価する。トマト残渣の堆肥化物資源としての有効性を明らかにし、土壌改良資材や養液栽培用培地等への活用を促す。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 こまつな 栽培技術 大規模化 土壌改良 トマト 養液栽培 |