タイトル | 送風式農薬散布機のクワシロカイガラムシ防除専用噴管と防除効果 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
深山大介 角川 修 荒木琢也 佐藤安志 寺田勝二 |
発行年度 | 2009 |
要約 | クワシロカイガラムシ防除において、送風式農薬散布機と新たに開発した専用噴管を利用することで、40~60%の減量散布時でも、葉層下部の枝幹部に十分な薬液付着が得られる。また慣行防除法と同等の防除効果が得られる。 |
キーワード | 茶園、クワシロカイガラムシ、送風式農薬散布機、減量散布 |
背景・ねらい | クワシロカイガラムシは、薬液が到達しにくい葉層下部の枝条に寄生するため、動噴と手散布ノズルで樹冠面上方から散布する慣行防除法では1000L/10aを超える多量の散布薬液を要する。そのため、防除作業の省力軽作業化と減農薬の観点から、減量散布法の確立が強く求められている。一方、ミスト散布機構により葉層内への薬液到達性を高めた送風式農薬散布機でハマキガ類や炭疽病、輪斑病に対する減量散布の可能性が示され(H17年度野菜茶業研究成果情報)、クワシロカイガラムシ防除への適用も期待される。そこで、送風式農薬散布機で利用できるクワシロカイガラムシ防除専用噴管(以下、専用噴管)を開発し、薬液付着特性と防除効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 炭疽病 茶 農薬 防除 薬剤 |