タイトル | 茶園内での局所管理技術によるナガチャコガネの効率的防除 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2004~2009 |
研究担当者 |
大泰司誠 深山大介 佐藤安志 石島 力 荒木琢也 角川 修 |
発行年度 | 2009 |
要約 | ナガチャコガネは茶園内で集中的に分布しており、毎年ほほ同じ個所に被害が現れる。このため、被害個所を局所的に防除することで、農薬投与量を削減できる。被害個所の検出と位置の記録は透過型マイクロ波水分計とGPSを搭載した乗用型摘採機を利用する。 |
キーワード | ナガチャコガネ、発生分布、被害検出、局所防除 |
背景・ねらい | ナガチャコガネ幼虫によるチャの地下部の食害は、一番茶芽の生育を阻害し、多発生条件下においては一番茶収量を激減させる。本種の防除法として、主に秋冬期の幼虫を対象とした有機リン剤の土壌灌注が実施されるが、多量の薬剤と多大な労力を要する。一方、本種による一番茶被害の分布は集中的であるため、分布に応じた局所的防除により茶園への農薬投入量を大幅に低減させることが可能と考えられる。そこで、ナガチャコガネの茶園内における分布状態を解明して局所防除の有効性を検討する。また、要防除個所の特定を省力的に行うため、新芽の生育状態をセンシングし、生育不良個所の検出と位置の記録を自動的に行う計測システムを開発して防除資材の効率的利用を図る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 GPS センシング 茶 農薬 防除 薬剤 |