タイトル | ウシ乳腺上皮細胞の血管内皮増殖因子発現に及ぼす泌乳関連ホルモンの作用 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
中島恵一 中村正斗 伊藤文彰 小酒井貴晴 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 血管の新生や透過性を亢進する因子である血管内皮増殖因子(VEGF)の発現はウシ乳腺組織では乾乳期よりも泌中乳期に増大する。ウシ乳腺上皮細胞におけるVEGFの発現は泌乳関連ホルモンであるプロラクチン、グルココルチコイドによって促進される。 |
キーワード | 泌乳牛、乳腺、乳腺上皮細胞、泌乳持続性、泌乳関連ホルモン |
背景・ねらい | 乳汁は乳房に送られてくる血液成分をもとに乳腺上皮細胞で合成されるので、泌乳量を持続させるためには、相応の血流量の維持が不可欠である。血管内皮増殖因子(VEGF)は、血管の新生促進作用や透過性亢進作用を有しており、血管の発達・維持に中心的な役割を果すことがヒトやマウスにおいて知られている。しかしながら、ホルスタイン種の乳腺におけるそれらの科学的知見は少ない。泌乳の持続に関わるメカニズムの一つとして、乳腺の発達と乳合成を促進する泌乳関連ホルモンによるVEGF発現制御を解明する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 育種 飼育技術 乳牛 羊 |