タイトル | 黒毛和種において処置に大きな自由度を有する発情同期化法(Flex-Synch) |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
竹之内直樹 志水 学 伊賀浩輔 平尾雄二 成瀬健司 |
発行年度 | 2009 |
要約 | Flex-Synch はCIDRの腟内留置開始時にPGを併用する発情同期化法であり、発情同期日が薬物処置開始日によって限定されず、より自由に設定できる新たな手法である。その発情同期化効果は、黒毛和種経産牛で従来法と同等以上の結果が期待できる。 |
キーワード | 発情同期化、Flex-Synch、CIDR、PG、黒毛和種 |
背景・ねらい | ウシの発情同期化法として、黄体退行薬(PG)や腟内留置型黄体ホルモン製剤(CIDR)の単独処置法あるいはCIDRの処置終了前後にPGを併用する手法が定着普及している。PGの単独投与では投与後約3日目に、CIDRを用いる方法では約7~12日間の処置終了後約2日目に発情が誘起される。それらでの発情同期化効果は十分ではあるが、処置開始後4~8日目に発情を誘起できる手法はない。より柔軟な繁殖管理のために、現行の手法と比較して操作性やコストの点でほぼ同等でかつ処置開始日対して発情同期日がより自由に選択できる手法の開発は有意義と考える。そのことから、新たな発情同期化法について黒毛和種での有効性と作用機序を調べる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | コスト 繁殖性改善 |