タイトル | ポテトチップ原料用品種の選定と利用条件の設定によるバレイショの周年安定供給体制 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006~2009 |
研究担当者 |
遠藤千絵 森 元幸 大橋聖也 津山睦生 |
発行年度 | 2009 |
要約 | ポテトチップ原料用バレイショとして、暖地産では既存品種の「トヨシロ」と比較して「らんらんチップ」は収量が高く加工適性に優れる。北海道産では主要5品種について、チップカラーおよび芽長から品種ごとの最適貯蔵条件と使用時期を策定でき、周年供給体制を確立できる。 |
キーワード | バレイショ、ポテトチップ、品種、貯蔵条件、使用時期 |
背景・ねらい | ポテトチップ用原料バレイショは、5月下旬から8月上旬までは九州および関東南部産が供給されるが、収量や品質が不安定である。8月中旬から10月中旬にかけて北海道産が収穫され、これを低温で貯蔵して翌年の5月まで使用しているが、低温貯蔵により還元糖が増加しチップが焦げて食味が低下する。貯蔵後昇温するリコンディショニング処理により還元糖は減少するが、発芽が促進され、除去できなかった芽が製品に混入し消費者クレームの一因となっている。そこで国産原料による周年安定供給を目的に、暖地産については適品種選定のための加工適性評価、北海道産については品種別、使用時期別の最適貯蔵条件を策定する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 加工適性 カラー ばれいしょ 品種 良食味 |