タイトル | 稲発酵粗飼料の肥育全期間給与により牛肉の脂質酸化が抑制される |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
山田知哉 樋口幹人 河上眞一 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 食品副産物並びに稲発酵粗飼料を用いた発酵TMRを黒毛和種去勢牛に肥育の全期間給与しても、枝肉成績は慣行区と遜色ないものが得られる。また飼料イネ区の胸最長筋のα-トコフェロール含量は上昇し、牛肉脂質の酸化が抑制される。 |
キーワード | 稲発酵粗飼料、発酵TMR、α-トコフェロール |
背景・ねらい | 飼料自給率の向上に向けて国産飼料の利用を推進するためには、食品副産物や稲発酵粗飼料(イネWCS)等の肉用牛への給与割合を高め、さらに牛肉の高付加価値化を図る必要がある。イネWCSには抗酸化能を有するα-トコフェロールが含まれており、イネWCSを有効活用することによって、国産牛肉に新たな付加価値を与えることが期待される。一方、食品副産物の利用に向けてTMRセンターなどで発酵TMRの技術開発が進んでいるが、黒毛和種牛に対する給与事例は少ない。そこで黒毛和種去勢牛へのイネWCSの肥育全期間給与が枝肉成績および牛肉の抗酸化能に及ぼす影響を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 高付加価値 肉牛 品種 |