タイトル | 青果物のスーパー・パーシャルシール鮮度保持包装技術 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
石川 豊 永田雅靖 鈴木芳孝 宮崎清宏 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 包装袋のシール部微細孔に加え、レーザー光により袋表面に微細穿孔を開けることで、これまで難しかった輸出など長期間にわたる鮮度保持が可能となった。その結果、ニラやネットメロン等を航空便と同等の品質で船便輸送することが可能となった。 |
キーワード | 微細穿孔、鮮度保持包装、輸出、レーザー光 |
背景・ねらい | 青果物は、流通している時でも生きており、呼吸や水分蒸散等の生命活動を行っている。青果物の品質を保つためには、温度、湿度、酸素濃度、二酸化炭素濃度等を最適に制御する必要がある。青果物を包装し、湿度とガス環境の最適制御を行うことにより鮮度保持期間を数倍延長できるが、高品質な青果物の輸出に対応できる技術の開発には至っていないのが現状である。このため、現在広く使われている「パーシャルシール鮮度保持包装技術」をキーテクノロジーとして、最近、食品包装の分野でも用いられるようになってきたレーザー尖孔加工を、ガス透過性の制御を目的として青果物のフィルム包装に導入することにより、従来の鮮度保持包装技術では対応が難しかった、包装時に最適なガス透過性を付与できる「スーパー・パーシャルシール鮮度保持包装(SPS)」装置を新たに開発して、青果物輸出の促進に資することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 加工 トマト にら メロン 輸出 輸送 |