タイトル | 河北省トウモロコシ単収への気候要因と投入財の影響解明 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2011~2013 |
研究担当者 |
銭文佳 麻吉亮 陳永福 草野栄一 |
発行年度 | 2012 |
要約 | トウモロコシの重要産地である河北省の2003年~2010年間の4,152戸の農家調査データをベースに、マルチレベルモデル分析を用いてトウモロコシの単収に対する気候要因と投入財の影響を解明した。単収増加への影響は、投入財の影響より気候要因の影響のほうが大きい。 |
キーワード | トウモロコシ単収、河北、影響要因、マルチレベルモデル |
背景・ねらい | 2010年に中国はトウモロコシの純輸入国に転じ、国内供給力向上の可能性に注目が集まっている。しかし、耕地面積の拡大が限界に近づき、供給量の増加は単収に頼らざるを得ない状況になっている。近年化学肥料の多投による生産環境の劣化、気候変動、労働力不足等の影響が単収の増加を困難にしている。河北省は中国でトウモロコシ生産量の多い3省の内の1つで、その供給を決定する主因は単収であり、単収への影響要因を解明することはトウモロコシ供給動向の把握にとって重要である。また、安定生産に向けてのリスク分析や政策の制定にも貢献する。本研究では、河北省の9県の農家調査データを用いて地域間の異質性を考慮し、より精度の高い分析を目指した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.jircas.affrc.go.jp/kankoubutsu/seika/seika2012/2012_18.html |
カテゴリ | 肥料 病害虫 とうもろこし 農薬 |