タイトル | キクタニギクFT相同遺伝子CsFTL3はキクの花成ホルモンをコードしている |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2008~2011 |
研究担当者 |
小田 篤 久松 完 鳴海貴子 李 托平 神門 卓巳 樋口洋平 住友克彦 深井誠一 |
発行年度 | 2011 |
要約 | キクタニギクFLOWERING LOCUS T(FT)相同遺伝子CsFTL3は、花成誘導条件で発現が上昇する。CsFTL3を過剰発現するキク組換え体は花成非誘導条件において開花がみられることから、CsFTL3はキクにおいて花成ホルモンをコードしている。 |
キーワード | キク、FT、花成、開花、日長反応、短日植物、遺伝子組換え |
背景・ねらい | 我が国の主要生産花きであるキクは短日植物であり、限界日長より短い日長で開花する性質から、電照やシェードによって日長を制御し、開花を調節することができる。この技術によって、キクは計画生産出荷が行われているが、不時出蕾などの問題があり、さらなる周年安定生産に貢献する技術開発が必要である。最近、タンパク質が花成ホルモン(フロリゲン)であることが長日植物であるシロイヌナズナと短日植物のイネを用いた研究により提唱されている。しかし、キクの栽培品種の多くは六倍体であり、遺伝子解析が困難であることなどから、キクにおける花成ホルモンの実態は明らかになっていなかった。そこで革新的なキク栽培技術の開発に繋げることを目的として、キクの開花調節機構の基盤情報を集積するために、栽培ギクと同様の生育開花特性を示す二倍体のキク属野生種、キクタニギクを供試し、キクの花成ホルモンをコードする遺伝子の同定を目指す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/flower/2011/141e0_10_07.html |
カテゴリ | 馬 きく 栽培技術 出荷調整 台木 接ぎ木 品種 |