タイトル | 反すう家畜からのメタン産生抑制は水素発生とルーメン細菌叢の変化を起こす |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2008~2011 |
研究担当者 |
三森眞琴 真貝拓三 竹中昭雄 永西 修 樋口浩二 小林洋介 野中最子 浅沼尚人 Stuart E. Denman Christopher S. McSweeney |
発行年度 | 2011 |
要約 | 反すう家畜からのメタン産生をブロモクロロメタン製剤により抑制すると、水素ガスが発生するとともにルーメン内プロピオン酸濃度が増加し、ルーメン細菌叢ではPrevotella属の細菌が優勢となる。 |
キーワード | メタン、ブロモクロロメタン、ヤギ、ルーメン微生物叢 |
背景・ねらい | ルーメン微生物による発酵作用(ルーメン発酵)は飼料を分解して反すう家畜に栄養を供給している。しかし、ルーメン発酵により産生されるメタン(温室効果ガス)は飼料エネルギーの損失であることから、メタン産生の低減による飼料効率の増大が期待されている。しかし、ルーメンからのメタン産生を抑制した場合に起きるルーメン発酵性状やルーメン細菌叢の変化についての情報は少ない。 そこで、メタン産生菌(メタン菌)の活性のみを低下させるブロモクロロメタン(BCM)をシバヤギに投与し、メタン産生を抑制する。この際に起きるルーメン発酵性状やルーメン細菌叢の変化を解析し、メタン産生抑制に関わる栄養学的要因を解明する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2011/130e0_10_08.html |
カテゴリ | 飼料効率 山羊 |